世界一受けたい授業、肝臓病にエゴマ油？C型肝炎に画期的な治療薬が！？

1月9日放送の世界一受けたい授業2時間SP、今回は
2つ健康についての特集をやりますので
わけてまとめて紹介します。
2つ目は肝臓についての特集。
講義してくれる先生は泉並木先生です。

お正月に食べ過ぎて体重が気になる時期、サラダやフルーツ
しか食べない無茶なダイエットをしてしまいがち。
そこには落とし穴が・・・

体重が減った喜びもつかの間、シミやシワが目立ち始め
老化を早めるスイッチを入れてしまうのです。

なぜそうなるのかというと、それを引き起こしているのが
肝臓だからなんです。

極端なダイエットが続くと、肝臓は食糧不足だ！ってなり
筋肉を分解してまで脂肪を作り、肝臓に貯めこみます。
見かけはほっそりしても、肝臓はフォアグラ化。
これがダイエット脂肪肝というもの。
飢餓に苦しむ子供のお腹が膨れているのも、脂肪肝のせいです。

肝臓は体の毒素を無害にしますが、肝臓に脂肪がつくと
毒素を無害にする力も弱ってきます。
それが肌の老化をすすめたりもします。

小学生でも肝機能障害が1割にもなるといいます。
原因は、夜遅くなどの塾通いや生活習慣の乱れと
言われています。

以前肝臓の検査をするとき、肝臓の一部を針で突き刺して
抜き取るというものだったんですが、今は違っていて
お腹に振動をあてるだけで肝臓の検査が出来るようです。

何を調べるのかというと、肝臓の硬さを調べるのです。
振動の伝わるスピードが速いと肝臓が硬い、遅いと
肝臓が柔らかいという診断となります。
痛みなどは全然ない。

肝臓の硬さは10以上が要注意で、14以上が肝硬変と
言われています、検査時間は5分くらいで終了するとのこと。

ラットの実験ですが、エゴマ油を食べさせると
肝臓が改善がみられたといいます。
ルテオリンという成分が肝臓に役立つ可能性が。

B型肝炎とC型肝炎に患っていると8割の方は
肝臓がんへとなってしまう。
肝炎の感染ルートは血液感染が原因となっています。

最近若者に人気のタトゥーとピアスが
原因でウイルス性肝炎になっている人が増えているんだとか。
身に覚えがある場合は検査へ行った方がいいですね。

インターフェロン治療が主なんですが、ウイルスを
取り除くことは難しい場合もあります。

ハーボニーという薬が誕生して、1日1錠3か月
飲み続けると肝臓のウイルスを撃退できるんだとか。
その効果は100%です、治験でハーボニーを摂取した
150人全員の体内からウイルスが消えたといいます。

1錠の価格は8万円となっています。
ですが保険がきくので、1ケ月1万円から2万円という
事になっています。

しかし残念な事がありまして、ドクターでもこの薬を
知らないケースがあるという事、ここ数年で肝臓治療は
劇的に進歩を遂げているので、医師が気づかず
進歩についていけてない場合もあるとのこと。
ハーボニーは特殊な薬なので、肝臓専門の先生に
相談するのがいいかと思います。
以上となります。