ガッテン、ハッピーホルモン=オキシトシンにはこんな効果が!

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2016年6月1日放送のガッテン、今回は
『世界が大注目!癒しホルモン!』
というテーマです、このホルモンは体の痛みを
楽にしてくれたり、認知症の症状を止めたりする
という報告も出ているようです、どういう事だ?

 

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体に眠る不思議なある力とは?

フランスで行われたある実験、男性が街を歩く
女性からどれだけ電話番号が聞けるか?
当然うまく行きませんでした、しかし声をかける時
たった1秒あることをしたら、あれよあれよと
成功率が2倍になったのです!

 

このあることが医学界で大注目なのです。
街の女性の電話番号を聞ける事以外にも、認知症や
体の痛みにも効果があったというのです、あることが。

 

さて、先ほどの女性に声かけの答えですが
これは腕にふれただけ、なんです。

 

この触れたとき何が起こっているのか?
脳からある物質が出ているんです、その物質は
何かというのが気になりますね。

 

触れると出てくる物質の正体は?

ショッピングモールで待ちゆく夫婦やカップルに
ハグをするというもの、まずハグをする前に
唾液を採取、そのあと5分間ハグをします。

 

何名かのご夫婦がされました、女性同士っていう
のもありました、その後再び唾液を採取すると
あるホルモンが激増していた人がいたのです。
特に増えたのは女性3名。

 

しかし、男性ホルモン女性ホルモンは変化がなし
一体何なのか・・・
『オキシトシン』
というホルモンが増えていたのです。

 

日本にはあまりなじみのないホルモン、しかし
スウェーデンではお馴染みのホルモン、通称
『ハッピーホルモン』
と言われております、ハグすると増えるというのも
スウェーデン人はご存知です。

 

スウェーデンはいち早く注目し、オキシトシンを
医療で使えないかという事を始めました。
現在では、タッチケアといい触れるだけのケア
というのもある位、慢性の痛みを持つ患者が
タッチケアを1週間続けると痛みが楽になった
という報告も。

 

日本でも最近注目されてきています、ある女性は
現在リウマチに悩まされていて、痛み止めの薬も
ほとんど効果はなかったそうです。

 

そこでこの女性はタッチケアをしてもらう事に。
今回で3回目だそうで、とても気持ちよくそして
痛みもなくなったとのこと、歩くのも楽になりました。

 

高血圧の人も週3回の10分間、タッチケアを行うと
血圧が10%もダウンしたそうです。

 

最近認知症にもこのタッチケアは注目されています。
ある女性は認知症を患っていて、攻撃的な
正確に変貌していました。

 

タッチケアをすると、毎日10分間続けていったら
日を追うごとに行動が少しずつ変わっていったそうです。
乱暴な言葉もなくなり、徘徊もなくなりました。
この女性には効果があった、という事ですね。

 

東日本大震災、熊本の地震でもこのタッチケアは
行われていました。

 

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どうして触れると体にいいことが起こるのか?

私たちは痛みやストレス、強い不安に襲われたとき
脳の中では変化が起こる、偏桃体という部分が
あばれています、これが慢性の痛み、認知症などの
悪化に関わっているとわかったのです

 

これをなだめてくれる物質がある、前頭前野というもの。
しかしずっと痛みやストレスが長く続く場合は
偏桃体はずっと興奮しっぱなし、これが続くと
痛みが増幅、血圧上昇、不眠となっていく。

 

その時に、手を優しくさすると現れるのが
オキシトシン、これが偏桃体に対して優しく
抱きしめてくれる
のです。

 

偏桃体が引き起こしていた様々な症状も
鎮めてくれる。
オキシトシンは、視床下部から出てくるそうです。

 

この触れると安心するという効果は
人間だけじゃなく動物にもあるのです。
群れを維持するためにオキシトシンは進化してきた
という事が考えられるそうです。

 

触る側にもオキシトシンは出ますが、アカの他人が
触るのはまた別の話・・捕まりますね。

 

体にさわらなくてもオキシトシンは出る!?

アメリカのセルツァ―博士、ある女の子に大人数の前で
スピーチをさせました、当然大きなストレスが
かかります、しかしあることをするとオキシトシンが
激増したのです、何をしたのか?

 

これは、お母さんと電話する
たったこれだけで、オキシトシンが増えたのです。
自分が信じられる好きな人の声を聴くだけで
増えるんですね。

 

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さらに効率よくオキシトシンを出せる方法

なんと抱き枕のような、オキシトシン大放出ロボット
なんですが、あることが施されています。
それは、携帯電話を入れるポケットがついている。

 

声+手触りが相手の存在を感じてオキシトシンが出る
という事になるのです。
これだと、1人暮らしの人の心を癒せるかもしれません。

 

ある高齢者の女性2人に実験をしてもらう事に
抱き枕を抱きながら、電話をしました。
結果は、気持ちがほっとするという事でした
もちろん、オキシトシンもアップしていました。

 

家庭で出来る簡単タッチケア

1 椅子の背やテーブルにもたれ楽な姿勢をとる
2 背中に手のひらをぴったりつけ背中全体をなでる
3 ポイントは1秒間に5㎝程度のゆっくりとした動き
  (アイロンをかけるような感じで動かす)
4 1回10分が目安、やる方にもオキシトシンは出ます!

以上となます。

 

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