家庭の医学、骨スカスカ物質(スクレロスチン)はかかと落とし体操で減らし骨密度をアップさせよう!

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2018年4月24日放送の
たけしの家庭の医学3時間SP
今回は骨粗しょう症について
しっかり骨を丈夫にする栄養素を
摂っていても骨がスカスカに
なっている人がいます
それはどうしてなのか?

 

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高齢者に増える大腿骨頸部骨折

去年3月あるニュースが芸能界を騒がせた
研ナオコさんが畳で足を滑らせ
右大腿骨頸部骨折、大腿骨の根元で
骨盤と足をつなぐ重要な部位です
ここを骨折すると約4割の人が
元通りに歩けなくなる
可能性がある
という。

 

最近この骨折をする人が増えている
年間で17万5千件も起こっているという
その原因として骨粗しょう症が
挙げられます。

 

この状態を防ぐには骨密度を
低下させないようにする必要がある

 

街で話を聞くと骨に必要な栄養素を
摂っているのですが、全く意味が
ないかもしれないという研究結果が
発表されたのです

 

骨粗しょう症に詳しい
信州大学医学部附属病院の
中村幸男先生の話では
骨に必要な栄養素を摂っていても
骨が作れなくなる物質
『骨スカスカ物質(スクレロスチン)』
この分泌が多いと骨粗しょう症に
なりやすくなったり、進行を早くする
可能性があるというのです
つまり骨折のリスクも上がるという事。

 

どんな人にスクレロスチン(骨スカスカ物質)が多いのか?

中村先生はスクレロスチン
(骨スカスカ物質)の分泌量を
決めるのは運動習慣
だといいます。

 

しかも運動の内容によって
スクレロスチン(骨スカスカ物質)を
抑えられるか、抑えられないか
ということもわかるという。

 

65歳以上の女性6名に集まってもらった
それぞれ日々様々な運動をしている
意識してカルシウムも摂取している。

 

6名の女性はどんな運動を
しているのかというと
・ウォーキング(早歩きも混ぜながら)
・踊り
・ヨガ
・犬の散歩
・テニス
・ジョギング
皆さん色々やられていますね。

 

最初に血液検査でスクレロスチンの
分泌量を調べる事に
6名中3名の人がスクレロスチンの
分泌量が少なかったのです。

 

スクレロスチン(骨スカスカ物質)の分泌が
少なかった女性が行っていた運動は
テニス、ジョギング、ウォーキング
だったのです。

 

次に骨密度の検査もしましたら
上記の運動をしていた3名はクリア
ですがそれ以外の運動をしていた
3名はダメでした。

 

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スクレロスチン(骨スカスカ物質)の役割って?

スクレロスチンの役割ですが
そもそも骨は壊す事と作ることを繰り返し
新陳代謝をしていて、3~5年で
人体全ての骨が入れ替わるといいます。

 

スクレロスチン(骨スカスカ物質)は
骨の新陳代謝の中で、骨を作るな
という命令を出す物質。

 

そのため過剰に分泌されてしまうと
骨を作る力が弱まり
破壊ばかりが進むと考えられている
それに大きく関係しているのが運動。

 

上記の結果を見る限り、ハードな運動を
していると分泌量が少ないと思いますが
実はハードな運動をせずとも
3つの運動にはある共通点があり
それを行えばスクレロスチンの
分泌は抑えられるという。

 

中村先生の話では、栄養摂取よりも
運動の方が骨密度をあげる

言われております。

 

テニス、ジョギング
ウォーキング(早歩き)これらの
共通点というのは
『骨への衝撃が大きい』
ということ。

 

確かに上記3つは
骨への刺激は大きいですね
足が地面につく瞬間は衝撃が主に
股関節に伝わります、その衝撃が
大きければ大きいほど
スクレロスチンの分泌を抑えられていると
最近の研究でわかってきた。

 

しかしこの3つの運動より簡単で
家の中でできる運動をする事で
激しい運動と同等の効果が
期待できるくらいに
骨密度がアップすると
中村先生はいいます。

 

骨密度アップ体操 かかと落としのやり方

激しい運動をしなくても家の中で出来る
中村先生が考案しました
とある町でこれを実践する事で
骨密度がアップしたとのこと。

 

その町はどこかというと
長野県南部の上伊那地域です。

 

骨密度を高めるための治療
つまり骨を強くしていくには
投薬治療だけなら1~2年で
約4%ほどしか上昇させられないのだが

 

しかし上伊那地域の人たちには
投薬と骨密度アップ体操を指導すると
前年度と比べ年間平均で6%も
骨密度が上がった
という

 

どんな骨密度アップ体操を行ったのか?
それは
『かかと落とし体操』

 

やり方は簡単
出来るだけ固い床に立ち
かかとをあげて
すとんとかかとから落ちる
地面に着地した衝撃がかかとにかかる。

 

ここでテニスとジョギング、早歩き
そしてかかと落とし体操で
足への衝撃を比較する事に。

 

数値はかかとへの衝撃の
㎏数ということです

・テニス 226㎏
・ジョギング 124㎏
・早歩き 76㎏
・かかと落とし体操 204㎏

30回を1セットとして1日に3回
行いましょう。

 

本日放送されたその他の特集も
ご覧くださいませ

たけしの家庭の医学/stiff-shoulder-20180424/

https://eyaurban.com/たけしの家庭の医学/enhance-your-heart-20180424/

https://eyaurban.com/たけしの家庭の医学/dizzy-second-opinion-20180424/

 

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