今でしょ講座、脳梗塞を予防するクイクイ運動、治療には新薬t-PAにステントリトリーバー!

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8月4日放送の今でしょ講座、脳梗塞・痛風の予防と対策。
痛風と脳梗塞に共通しているのは、夏の汗・・・どういう事でしょうか。
まずは脳梗塞について。

 

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脳梗塞について

脳梗塞がどういう症状かというのは、すでにご存じの方も
たくさんおられると思いますので割愛。
講義してくれるのは、東邦大学医療センター大橋病院 脳卒中センター長、岩淵聡教授。

 

ですがこの脳梗塞、いつの時期が一番多いかというと夏が一番多いんです。
ここで問題、第1問
脳梗塞の発生件数が多い状況は?
A 入浴中
B 睡眠中
答えは睡眠中です。

 

第2問
血の塊がある場所から運ばれて、脳に詰まることが多い、その場所は?
A 足
B 手
答えは、足です。

 

第3問
前兆が現れても48時間以内に脳梗塞が発症しなければ大丈夫?
A イエス
B ノー
これはNOです。

 

第4問
脳梗塞に特効薬がある?
A ある
B ない
答えはあるです。

 

この4つのポイントを1つ1つ詳しく教えてもらいます。

 

寝る前にする脳梗塞の予防法

症例の紹介。
奥さんが朝、家事をしていて夫を起こしに行くと反応がない。
脳梗塞になっていたんですね、そんなことにならないように
するためには、寝る前にコップ1杯のスポーツドリンク

 

お年寄り方は夜中にトイレに行きたくなるので飲みたがりません。
こういう事をしてしまうと、脳梗塞のリスクが高まります。

 

理由は脱水症が原因で血液の濃度が高くなるから、この状態が
脳梗塞が起きやすい状態といえます。

 

なので、きちんとトイレの事が気になっても水分補給しておきましょう。
そして、どうしてスポーツドリンクなのかというと、ミネラルなどが
含まれているからです、それが体内への吸収がいいと。
普通の水では含まれていません。

 

寝ている間って500ccから600ccの水分が出ていますので
危険な状態になりがちです。
出ていくばかりで入ってこないですからね、そうなると
脱水症状を引き起こす可能性があるといえます。

 

ここでまた問題なんですが
寝る前に飲むスポーツドリンクの最適な温度は?
A 10度
B 35度
正解はAです、冷たいのがいいんですね。
最も水分の吸収が早いのが10度だそうです。

 

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血栓を予防する足のクイクイ運動

症例の紹介
外は暑いのでクーラーの効いた部屋でずっとテレビを見たり
ゲームをしたりしていると、脳梗塞に。

 

どうしてずっと座っているだけでこうなってしまったのか?
普通脳梗塞は心臓の所にある血栓が脳に飛んで
発症するんですが、たまに足からの血栓が脳へ飛び発症することもある。
しかもこれ、若い方に多い脳梗塞のパターンなんですって。

 

そこで!
お風呂で5分の足のクイクイ運動でふくらはぎの血栓の予防なんですが、
クイクイ運動がどういうものかというと
お風呂場の中につかり、足をのばして、足首から先をクイクイと動かすだけ。
たったこれだけで予防できるなら簡単ですね。

 

本当に正しい脳梗塞の前兆

ポイントは2つあります。
・指が動かない
・ろれつが回らない

このような症状が、10分、1時間、3時間と続いたら病院へ。

 

前兆があった後の発症のリスクは日を追うごとに大きくなります。
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前兆があったのにすぐに!病院へ行かなかったという人が多いようなので
行った方がいいですね。

 

行かないという理由は10分程度で症状が治まることがあるから
前兆の段階で気を付けておきたいです。

 

簡単に自己診断が出来るチェック法
3つありまして
・笑顔でいーっと言って顔が歪まずにいられるか?
マヒがあると、口角が曲がるようです。
・腕をまっすぐ平行にあげていられるか?
目を閉じて両腕を平行にあげる
マヒがあると、どちらかの腕が下がったりするようです。
・らりるれろを3回言えるか?
マヒがあると、舌がもつれろれつがよくないそうです

 

このうちどれか一つでもあれば、脳梗塞、脳卒中を疑うのがいいと。
また、以前あったという場合も病院へ行きましょう。

 

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特効薬として期待される新薬t-PA

腕に注射して血栓を溶かす効果があるt-PA、だけどこのt-PAの認可が下りた当時
脳梗塞患者の中で使用できたのは3%しかいなかったんです。

 

どうして3%なのか?
このt-PAが使えるリミットというのがあり、その時間というのが
4時間30分以内だったんです。

 

どうしてか?
脳梗塞ができてしまって時間がたつと、血管が硬くなり破裂する危険があるから。
血栓が溶け、血が通るようになったとしても、塞いでいた血管が硬いので
そこから破裂をしてしまうと。

 

なので諸刃の剣という意味合いが強い特効薬なんです。
4時間30分と言っても、そこから病院で検査をするという時間を加味しても
病院には脳梗塞発症から遅くても3時間以内には到着する必要があります。

早く搬送されない限りは使えないという事ですね。

 

脳の神経細胞というのは、血液が届かなくて酸素が供給されないと
1分毎に約190万個の神経細胞が死んでいく
、と言われています。
また、t-PAを使う病院は限られているようです。

 

昨年認可された最新医療法

ステントリトリーバーといいます、医療器具で血栓を回収するという意味。
血栓を回収するときに使う器具、ステント。
それを血栓の所まで近づけ、ステントに血栓をからませて回収するんです。

 

ですができる場所は限られてそうですね・・・・
以上となります、読んでいただきありがとうございました。

 

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