2018年4月3日放送のたけしの家庭の医学
今回は3時間SP、心臓やつまづき
セカンドオピニオンについての特集
最初は心臓の老化について。

 

 

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心臓が老化してしまう?

心臓は拡張と収縮を繰り返し
血液を全身に送り出して
生命を維持する事が出来る。

 

しかし心臓が老化してしまうと
拡張と収縮が弱まってしまい
血液を全身に送り出す力が弱まってしまう

 

その先にまっているのが
狭心症や心不全、心筋梗塞などです。

 

熊本大学医学部、尾池雄一先生は
心臓老化物質を世界で初めて見つけた
先生なのです。

 

心臓老化物質は誰の体の中にも存在し
何らかの原因で過剰に分泌されると
心臓の筋肉に悪影響を及ぼし
動き悪くしてしまう
のです。

 

番組では調査をする事に
心臓の老化が気になり始める60代の
女性6名に集まってもらいました
現在の健康状態には問題がないと
言い切る方達です。

 

早速採血で心臓老化物質の量をチェック
基準値は年齢ごとで異なり
基準値内なら問題なし。

 

採血の結果、6名中5名は基準値内
1名が基準値オーバーでした
続いて心臓の超音波検査をしました。

 

問題のなかった5名の女性は年齢相応
もしくは実年齢よりも若いという結果
そして心臓老化物質の量が基準値を
超えてしまった1名の女性は
心臓年齢が高かった。

 

この1名の女性はどうして
心臓老化物質の量が多く、心臓年齢が
実年齢よりも高かったのか?

 

その疑問を尾池先生に伺うと
心臓老化物質というのは
タンパク質の一種
だという
どうして心臓の老化と関係するのか?

 

食事で摂ったタンパク質は体内で
たくさんのタンパク質を産生する
心臓の老化を進めるタンパク質も
そのうちの1つなのです。

 

体内のタンパク質の種類というのは
なんと10万種類もあります
体内のタンパク質というのは
どういうものか?

 

代表的なたんぱく質は3つあり
・ヘモグロビン
血液中を移動して全身に酸素を
運ぶタンパク質
・インスリン
血糖のコントロールをしているホルモンで
タンパク質の一種です
・コラーゲン
皮膚や骨、血管などを構成するタンパク質

 

そして心臓の老化を進めるタンパク質は
『アンジオポエチンL2』

 

心臓老化タンパク質はアンジオポエチンL2

通常は心臓の細胞から分泌され
細胞の状態を維持する役割がある
これが増えすぎると心臓の筋肉に障害を与え
心機能を低下させ老化を進めてしまう

 

また、アンジオポエチンL2は全身の
細胞からも分泌されている。

 

心臓で増加してしまうと心臓の機能低下
血管内で増加すると動脈硬化を進行させ
皮膚で増えるとしわの原因となり
更に最近の研究では、がんの発生の
リスクとなる事もある

 

アンジオポエチンL2が増える
原因は様々ありますが
加齢が最も大きいと言われているが
そのほかにも増える原因があった。

 

尾池先生の話では心臓をMRIで
撮影するとはっきりわかるという。

 

そこで心臓の老化が確認された女性と
心臓の老化が無かった女性に協力してもらい
MRI撮影をする事に。

 

心臓の老化がみられた女性は
心臓の周りに脂肪がついていました
これこそが、心臓老化タンパク質の
増加の原因
なのです。

 

ちなみに心臓老化タンパク質が少ない女性にも
心臓の周囲に脂肪が確認されたが量は少ない。

 

最新の研究では
脂肪細胞からも多くの心臓老化タンパク質が
分泌している事が判明
、なので
心臓の周囲に脂肪が多いと
アンジオポエチンL2が多く分泌されてしまう。

 

心臓に脂肪がたまる原因は?

脂肪がたまる原因は、食習慣の乱れや
運動習慣がないという事が
挙げられるのですが
心臓老化タンパク質が多かった女性は
あることが関係していた。

 

そこで女性2人の普段の生活を
調べてみる事に
心臓老化タンパク質が多かった女性は
週に3回程度ではあるが体を動かしている。

 

それなのになぜ?
そして心臓老化タンパク質が基準値内の
女性との違いは何なのか?

 

それはなにかというと・・・・
『座る時間の長さ』

 

今から4年前、アメリカで発表された
医学論文には、普段運動をしている
していないに関わらず
座る時間が長いと
心臓の周囲に脂肪が蓄積しやすい

という事がわかっています。

 

心臓の周囲に脂肪が少ない女性は1日で3時間半
多かった女性はなんと10時間も
座っていた
のです。

 

長く座る生活習慣を長く続けることで
心臓などの臓器に脂肪が蓄積すると
考えられています。

 

尾池先生の話では
1時間に1度だけでも立ち上がると
消費カロリーが増え、心臓の周囲に脂肪が
つきにくくなると言われている。

 

さらに立ち上がってのびをする
心臓老化タンパク質、アンジオポエチンL2が
より減っていくという。

 

尾池先生の研究で
筋肉を伸ばすとアンジオポエチンL2の産生を
抑えられる
という事がわかったのです。

 

1時間に1回立ちあがって、のびをすると心臓老化タンパク質は減るの?

1 1時間に1回は立ち上がる
2 立ち上がった時にのびをする

お腹の筋肉がのびるように腕を真上へ
のばしましょう。

 

心臓老化タンパク質が多かった女性に
この2つの動作をしてもらう事に
検証期間は5日間。

 

5日後、再び採決をし
アンジオポエチンL2の量が
どうなったのかというと
前回は基準値4.1に対し4.7だったが
4.5まで下がったのです。

 

たった5日間でも下がるものなんですね
これを継続していけば
心臓の老化を食い止める事は
夢ではない、と尾池先生は話します。

 

 

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