池上彰の大疑問、アレルギーの救世主Tレグ細胞の効果とは?

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2016年1月27日放送の池上彰の大疑問で、食物アレルギーについて
特集をやっていましたね、そこで重要なポイントとなるのが
Tレグ細胞という細胞が挙げられました、どういうものなのか?
NHKでも以前取り上げられていました。
Tレグ細胞の特集

 

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小中高生ではアレルギーを持っている子が増加している

2007年では33万人だったのが2013年では45万人と
たった6年で12万人も増加しています。
どうしてでしょうか?

 

それは身の回りの細菌からあまりにも遠ざかってしまうと
体の免疫力が鍛えられないまま大人になってしまう。
アレルギーが増えてくるという事にもつながる
という事なんです。

 

現代は感染症及び寄生虫症の患者数は減少傾向に
ありますが、食物アレルギーの罹患率は上昇の
一途をたどっています。
清潔志向が生み出した結果ですね。

 

東京都杉並区のちびっこランドのある取り組み

げんきな子供たちがたくさんです、その子たちを乗せて
公園へ出かけます、この公園では泥んこ遊びを
思い切りしていました。

 

どうして泥んこ遊びをするのかというと、土壌菌を
獲得するためです、自然で遊ぶと免疫力が上がるというのです。

 

この泥んこ遊びをしている子供たちは
以前風邪などをひきやすい子がいたんですが
泥んこ遊びをしてからは、風邪をひいたりすることが
とても少なくなったとお母さんたちはおっしゃっています。

 

泥んこ遊びでアレルギーを抑制するという研究結果も出ています。
でもどうしてもアレルギーを発症する人しない人が
いるのでしょうか?

 

そのヒントがTレグ細胞と呼ばれるものです。
制御性T細胞という正式名称。
アレルギーを起こさない人はこのTレグのおかげです。

 

体内にアレルギーの原因となるものが入ってくると
まずTレグが接近します、害があるかを見極めて
害がなければキラーT細胞やNK細胞に攻撃しないよう
指令を出します。

 

こういうデータがあります。
田舎暮らしの子どもは都会暮らしの子供に比べ
血液中のTレグは20%以上多いというデータ。
例えば花粉症は、Tレグが多いとなりにくくTレグが
少ないとなりやすいという事です。

 

適度に細菌やウイルスにさらされる、というのは
良いことなんです、綺麗すぎると子供は病気ばかりしてしまう。
またTレグは細菌やウイルスにさらされることにより
鍛えられるとも言います。

 

過度にきれいにするというのはよくありません。
程よく細菌やウイルスに触れる事も体づくりには
良いことなのかもしません。
以上となります。

 

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