家庭の医学、原因不明の呼吸困難は緑内障の点眼薬が原因だった!

スポンサードリンク




 

 

2016年9月27日放送のたけしの家庭の医学
今回は長引く痛み解決&ベストドクターSP。
最後は原因不明の呼吸困難について。

 

スポンサーリンク

薬の効かない原因不明の呼吸困難

石川県在住の77歳女性、2年前原因不明の
呼吸困難に襲われていました。

 

最初の異変は2年前の6月、本当に些細な事で
風邪をひいた時の、喉の痛みと咳でした。
体温を測ったが平熱なので、この時は気にすることはなかったです。

 

しかし眠っているときに激しい咳に襲われ
不安に思い女性は病院へ行き、診察をすると
風邪と診断され、2週間分の薬を処方されました。

 

風邪薬を飲み始めて5日目、まだ咳がとまらない
おまけに毎晩激しい咳をしていた。

 

そして2週間の薬を飲み終えたその晩・・・なんと
呼吸困難に襲われたのです、ほとんど息が吸えなくなった。
この時死を意識したそうです。
娘さんたちが女性の異変に気づいて、救急搬送されました。

 

女性は応急処置を受け一命をとりとめました
後日検査を受けて、喘息が発覚。
喘息なんてなかったと思っていたので女性は不安に襲われました。

 

その後は処方されたぜんそくの薬を使い始めましたが
病魔は攻撃の手を緩める事はありません
薬を飲んでも喘息発作が再び女性を蝕みました。
場所を選ばず食事中や入浴中でも容赦なく・・・

 

ベストドクターを知るきっかけ

しかしここで、一筋の光が・・・もう50年来の付き合いのご住職がきっかけ
家に伺ってくれて、元気がないのを気にしてもらい
ご住職さんに今までの事を全て話しました。

 

するとご住職さんは、お兄さんに話をしてみると言いました。
実はお兄さん、呼吸器のベストドクターだったのです!
日本医科大学、呼吸ケアクリニックの木田厚瑞先生。

 

スポンサーリンク

原因不明の呼吸困難の正体は緑内障の点眼薬

診察をしていき、木田先生が想定した5つの原因
鼻炎系の病、逆流性食道炎、心臓の病
気管支、肺の病と想定していき問診で原因を
潰していきましたが、上記4つは異常なしでした。

 

最後に残ったのが薬の副作用、症状が出る前に
薬を服用していたか?という事を聞いても
処方された薬以外は使っていないとのこと。
これで5つの原因全て異常なし。

 

そこで木田先生は20年前の症例を思い出し
女性に眼科の話をしました、女性は緑内障の気があり
眼科に通っているという事を木田先生に言いました
木田先生は治療で使われていた点眼薬が原因だと突き止めました。

 

木田先生が20年前に経験した事の中に、緑内障の点眼薬の
種類を変更したらぜんそく症状が治まったケース
があったため
点眼薬からきている病という事がわかったのです。

 

改めて女性の緑内障の点眼薬を調べてみると、注意書きの所に
喘息患者への投与は禁止、と書かれていて
他にも、頻度はわからないが喘息発作が起こる可能性が
明記
されていたのです。
なので薬の注意書きというのは、よく読むようにしましょう。

 

女性は目薬がぜんそくを起こすとは思わず使っていたので
眼科の事はすっかり忘れていたそうです、後日眼科の主治医に
相談し副作用が指摘されていない別の緑内障の点眼薬に
変更してもらいました、そしたら原因不明の呼吸困難は
ぴたりとウソのように止まりました

 

病を見分けるために特に大切な症状

・1つ目 痰
痰って肺の中などで1日100cc作られると言われている
だけどこの痰を調べる事で、病気の種類や軽度もわかり
肺の情報が痰でほとんどわかる、医師にとって痰は
宝物といっても過言ではないそうです。

 

ここで痰の色でどういう病がわかるのかを紹介
痰の色が、黄色がかった白色でしたら、慢性副鼻腔炎の可能性がある
副鼻腔に炎症が起き、膿や鼻水が溜まる病ですね
この膿や鼻水が喉を通り気管支に入ってくる場合もあるとのこと。

 

そして肺に入っていくと炎症を起こして
朝起きたら、喉がイガイガっとして黄色い痰が出る事がある。
問題のない痰は、半透明で白みがかっている痰
黄色が段々とこくなっていったら要注意です。

 

次に半透明でやや緑色、これは逆流性食道炎の可能性がある
胃の入り口が緩み、胃酸が逆流し食道に炎症を起こし
胸焼けなどの症状が現れる病、食道だけで起こっている事と
思ったら大間違いで、寝ているときに逆流した胃酸が
気管支に入ることがある
のです、そしたら炎症を起こし
咳と痰が同時に出る、起床時に出てくるなら逆流性食道炎の可能性は
高いとのことです。

 

コメント

テキストのコピーはできません。
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.
タイトルとURLをコピーしました